患者
女性 30歳代
来院
2018.10
主訴
パニック発作・めまい・動悸
主訴以外の不調
気分の落ち込み・慢性疲労感・肩こり
症状
気分の落ち込みや慢性的な疲労感が3ヶ月ほど前からあり体調不良が続いておられた。そして数日前にめまいでふらついた際に転倒された。軽い打撲のみで大きなケガはなかったが、その晩にパニック発作が起こり救急車で病院へ搬送された。
病院ではパニック発作と診断され薬を処方された。そして次の日から強い不安感と吐き気、動悸、息苦しさなどの症状があらわれるパニック発作が毎晩起こるようになった。
施術内容
・操体法にて全身の筋肉を緩めて骨格の歪みを調整
・腹部調整
・頭蓋骨調整
経過
1回目
施術後、眠気とともにふわふわした感覚がある。
2回目
初回施術の次の日から朝の目まいと動悸がなくなった。
3回目
ご家族と話をしていてストレスを感じることがあり、その後から不安感が再び出てきた。
4回目
たまに不安を感じるが頻度と程度は軽減してきてる。
5回目
生理前に体調が悪くなり不安も感じるようになった。
6回目
慢性的な鼻炎がやわらぎ呼吸も楽になった。
14回目
めまいや動悸は解消したが不安感や息苦しさの症状は波があり時々きつくなっていたが、施術の回数を重ねるたびに少しずつ軽減し安定してきた。
15回目
不安を感じることがなくなり体調も安定しているので3週間に1回のメンテナンス通院に移行。
考察
人は大きなストレスを感じる出来事に遭遇したときに、思いもよらない不調が突然現れることがあります。今回は体調不良が続き身体の調節機能が低下しているときに、階段で転倒されたこがきっかけでパニック発作が現れたものと考えられる。
救急車で運ばれるほどの激しい発作が数日続いておられたが、施術を受け緊張が和らいだことでめまいや動悸とともにだいぶ軽減された。
たまに現れる不安感がしばらくの間は続いていたが、生活習慣や食事の改善も行いながら少しずつ身体の調子がよくなるとともに不安感も改善していかれた。
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京都自律神経専門整体 森林堂でございます。