患者
女性 40歳代
来院
2019.12
主訴
胃の不調(食後が特につらい)・胸のつまり
主訴以外の不調
背中の痛み・喘息・慢性疲労感・便秘・動悸・不安感・イライラ・目がショボショボする
症状
職場でのストレスが原因で半年前から喘息の発作が現れるようになった。その後職場を退職したが3ヶ月ほど前から胃がしんどくなり他にも様々な不調が現れはじめた。
最初は病院に受診され、機能性ディスペプシアという病名で処方された薬を飲んでおられたが改善せず当院を受診された。
食事をすると特に胃がしんどくなるので食事をするのが恐くなってしまい。そのことによる食欲の低下と精神的な不安定感がみられた。
施術内容
・操体法にて足から全身を連動さ骨格を整え筋肉を緩める
・内臓調整
・大腸経(経絡)調整
・肋骨調整
経過
2回目
初回の施術後、身体がゆるみ気持ちが軽くなった。不安感やイライラなど精神的な部分がらくになった。また2回目来院時には胃の不調は最初の半分ぐらいまで減っていた。
3回目
胃の不調はほぼ解消し不安なく食事ができるようになった。
4回目
背中の痛みや慢性的な疲労感、目のショボショボなど胃の不調以外の症状も改善。
5回目
不調は改善しお身体の状態も安定しているので、月に1回のメンテナンス通院に移行
考察
「腹が立つ」という言葉があるように、昔から日本ではお腹と感情(怒り)には関わりがあると考えられています。実際、日頃から感情を出さないように溜めこんでいる方はお腹の不調を起こしやすくなる傾向があります。
今回の患者さまも職場でのストレスがきっかけでお腹に不調が現れていました。初回の施術で身体が深部からゆるみ、感情を抑える働きのある横隔膜の緊張がリリースされたことで感情が解放され精神面が楽になられました。
精神面が安定されたことで早い段階で内臓の機能が戻り、胃や腸の不調、その他の症状も短期間のうちに解消されました。
お電話ありがとうございます、
京都自律神経専門整体 森林堂でございます。