患者
女性 30歳代
来院
2017.10
症状
ひどい頭痛が8年前から毎日続いており、
頭痛専門の病院に通院し薬を飲みながら、
治らないとあきらめていたが数日前から頭痛の症状がきつくなり当
施術内容
・操体法で全身の筋肉を緩めながら歪みを整えた。
・頭蓋骨、仙骨の調整
経過
初回施術後、少し頭が軽くなったとの感想。首から肩、
2回目、自宅での頭痛の程度が少し和らいでるとのこと。
1週間に1回の頻度で継続して通院していただき、
9回目来院時に薬を飲まなくても頭痛が起こらなくなったとの報告
その日の体調や天候によっては軽い頭痛が現れることがあるが、
考察
構造的な原因としては患者さまの背骨の生理的湾曲(S字カーブ)が少なくまっすぐになっていることが考えられた。
通常、背骨は軽いS字カーブの形をしていて、そのカーブがバネのような働きをすることで頭の重さを支えています。
しかし何らかの理由で背骨のカーブが少なくなると、背骨だけでは頭の重さを支えられなくなり、周囲の筋肉がその働きをすることになります。
その結果、首や肩、背中の筋肉が持続的に緊張した状態になり、緊張性の頭痛が起こりやすくなります。
また頚椎がまっすぐになると脳脊髄液という脳に栄養を与えている体液の流れが悪くなり、そのことが頭痛を引き起こす要因にもなります。
施術では操体法で背骨周囲の筋肉を緩めて歪みを整えたあと、脳脊髄液の流れを改善するために頭蓋骨と仙骨の調整を行いました。
これまでもマッサージなどで筋肉をほぐすことはされてきたが、表面だけではなく深部から効果的に緩んだことと、さらにその深部に流れている脳脊髄液の流れがよくなったことが良い結果に繋がったと考えられる。
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京都自律神経専門整体 森林堂でございます。