楽しいときや嬉しいとき、そして苦しいときや嫌な気分のときなど、そのときの感情は体に感覚として表れます。
たとえば、自分が大好きな恋人の顔を思い浮かべると、わくわくした気分になり、体はゆるみ軽く感じます。
逆に嫌いな人の顔を思い浮かべると、体は緊張し胸が苦しく感じたり肩や背中が重たく感じたりします。
ところで、私たちは普段から出来るだけ嫌な感情を抑えて感じないようにしています。なぜなら嫌な感情と向き合い我慢するには凄いエネルギーが必要だからです。
そのため無意識に感情を抑えて感じないようにすることが習慣化されてしまいます。
嫌な感情を感じないようにすることが習慣化されてると、感情と同時にからだに表れる感覚も感じにくくなってしまします。
からだに表れる様々な感覚は感覚神経を通って脳に送られます。その感覚神経が鈍くなると、筋肉や骨格を動かす運動神経も鈍くなってきます。
感情を抑えてため込んだ状態は自律神経の乱れにも大きく影響します。
感情の抑圧によって生じている感覚(感じる力)の低下は神経系の働きを低下させ、からだの歪みや痛み、頭痛、不眠、自律神経失調症、うつ病など、様々な不調の原因になります。
不調を解消していくには、からだの感覚に気づき、自分の感情に気付けるようにしていくことが大切です。そしてその感情を抑えるのではなく解放していくようにすることが本質的な解消につながります。
当院では単に表面的にからだを整えるだけではなく、からだの深い部分にある筋肉の緊張をゆるめ、鈍くなっていた、からだの感覚に気付けるようになって頂くための、お手伝いを施術を通して行っていきます。
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京都自律神経専門整体 森林堂でございます。